2018年7月5日木曜日

(後編)国税庁:2018年分の路線価を7月2日に公表

(前編からのつづき)

 2008年からは紙による路線価図等(冊子)を国税局・税務署に備え付けないことになり、公表日が1ヵ月短縮された理由として、冊子での路線価図等の制作をやめたことで、その作業時間が浮いたことにあるとみられております。

 公表日の短縮で納税者の利便性も向上しましたが、国税当局もIT化、ペーパレス化によって、コスト削減を図るとともに、2008年以降は国税局や税務署の窓口に、路線価図等閲覧用のパソコンを設置しております。

 混雑時は待つ必要もありますが、自宅や会社のパソコンから国税庁のホームページの「路線価図等の閲覧コーナー」にアクセスしますと、従来どおり、全国の過去7年分の路線価図等を見ることができます。

 なお、国税庁では、路線価公開初日から数日間は、アクセス集中により閲覧しにくい状態になることがあると注意を呼びかけております。

 路線価図等の見方などがわからない場合には、「国税に関するご相談について」を閲覧の上、最寄りの税務署に電話をかけ、自動音声に従って「1」を選択すれば電話相談センターにつながることの周知にも努めております。

(注意)
 上記の記載内容は、平成30年5月18日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。

近年、税理士事務所のM&Aは、売り手市場のようです。ご検討中の税理士先生、エリアは問いません、ご連絡ください。

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