税金を滞納した人から国税当局が差し押さえた財産が出品されるネット公売に、有名バンドの名前が登場したことが話題をよびました。
そのバンドは1990年代に数々のヒット曲を発表した「黒夢」で、公売に出品されたのは同バンドの名称「黒夢」やそのアルファベット表記「KUROYUME」の商標権です。
黒夢はボーカルの清春(きよはる)さんを中心に結成されたロックバンドで、平成6年のデビュー以降、若者を中心に人気を博しました。
11年に活動停止しましたが、22年には活動を再開し、23年にはアルバムも発表していました。
デビュー当時は大手音楽事務所に所属していましたが、現在はボーカルの清春さんが設立したレコード会社が権利関係を管理しているそうです。
国税当局がネット公売に出品する財産は、原則的に税金の滞納によって差し押さえられた財産。
不動産や美術品、車といった物品だけでなく、資産価値のある商標権も対象となっています。
すでに公売は終了しており、「黒夢」は68万1千円で落札されたそうです。
購入者はインターネットで配信する音楽ファイルやさまざまな商品に名前を使うことができるようになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿