遺産分割協議-争いが起きる原因-
夏は各地で花火大会が開催されます。
最近の花火は、ハート型やスマイル型などもあるようですね。
遺産分割協議で争いになる原因は主に「遺産隠しの疑い」、「特別受益」、「寄与分」の3つといわれます。
その中の「遺産隠しの疑い」ついて
相続人等が亡くなった人の財産の全てを正確に把握することは難しいこともあります。
同居している親族であれば、生前の生活状況等でわかる部分もありますが、長い間別居している親族にとっては、相当困難なことだと思います。
遺産分割協議で、亡くなった人と同居していた親族等が示す財産の一覧を別居していた他の親族等が信用すれば争いも起こらないのでしょうが、それに疑いを持つと、分割協議が整わず長引いてしまいます。
もっとも、同居親族といえども、亡くなった人の財産の全てを把握できている場合ばかりではありません。
相続税の申告を済ませた後の税務署の調査で、申告漏れの財産を指摘され、修正申告と追徴税額の納税をすることもよくあるようです。
ケースは色々ですが中には、税務調査で申告漏れを指摘された財産の存在を相続人等が全く知らなかったケースもあります。
少し不謹慎ですが「税務調査に感謝」というところでしょうか。
遺産分割で相続人や親族の間で「火花を散らす」ことにはなりたくないものです。
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