三菱自動車は軽自動車の燃費偽装問題を受け、車の保有者に支払い義務が生じるエコカー減税の追加課税分を全額負担する方針を明らかにしました。
今後燃費の再計測でエコカー減税のランクが下がったときに、保有者には購入時などに減免された税の差額を過去にさかのぼって支払う義務が生じますが、三菱自は偽りの燃費でユーザーを騙したうえに追加の税負担までさせては企業ブランドが損なわれると判断したようです。
エコカー減税は燃費などの良さに応じ、購入時にかかる自動車取得税(地方税)、購入時と車検時にかかる自動車重量税(国税)を割り引く制度です。
仮にランクが下がれば、数千円程度の差額支払い義務が発生する計算です。
政府も事態の特殊性を踏まえ、ユーザーに手間をかけさせない形での肩代わり納付を認める方針です。
また、三菱自が発売当事に公表していた燃費であれば抑えられたはずのガソリン代の補てんもするとのことです。
なお、最終的な燃費の数値は6月以降に決まります。
0 件のコメント:
コメントを投稿